資産運用の初心者は何から始めればいいの?お金を増やす方法を解説

資産運用の初心者は何から始めればいいの?お金を増やす方法を解説

こんにちは、田中デンチュウです。

僕がファイナンシャルプランナー2級の資格を取得して、真っ先に始めたのが「資産運用」です。

銀行の定期預金金利も、1996年に1%を下回ってから2017年まで、1度も1%を超えていないのをご存じでしたか?
2018年も1%超えることはないでしょう。

もしお金を増やしたいと思っているのであれば、金利だけに頼らず資産運用を検討する必要があります。

ここでは、「資産運用が初めてで何から始めればいいのかわからない」という初心者に、資産運用の基礎知識から運用方法などについて、わかりやすく解説していきます。
資産運用を始めるきっかけになれれば幸いです。

資産運用の基礎知識

まずは資産運用について、最低限知っておきたい知識を解説していきます。

資産運用とは

資産運用とは、自分のもっている資産(お金)を「貯蓄」や「投資」に配分して、効率的に増やすことです。

貯蓄は確実に貯めることを重視した運用で、投資は損をする可能性もあるけど大きく資産を増やすことを重視した運用となります。

投資と聞くと「ギャンブル」と誤解されてしまいがちですが、双方には目的や仕組みが異なります。

投資とは
お金を増やす目的と「経済成長を支える」という意義をもっている
ギャンブルとは
掛け金を分け合うので、一部の人だけが儲かり、大半の人が損をしてしまうもの
一般的に資産運用は、将来に向けて資産を増やすために行うものです。

そのため運用には、しっかりと目標金額を決めて始めることが重要となります。

なぜ資産運用を行う必要性があるの?

なぜ資産運用を行う必要性があるの?

冒頭でお伝えしたとおり、日本は1996年からずっと低金利が続いています。

また「年金」についても、財源が確保できず受給開始年齢の引き上げや、受給金額の減額など行われました。

ひと昔前の日本のように、預貯金だけで資産が増えて、老後は年金で悠々自適に生活が遅れる時代ではないのです。

資産を増やすためには、自分自身で運用していかなければ増えていかない時代に入っています。

たとえば消費税も、徐々に税率が上がってきています。
しかし普通預金や、定期預金の金利はずっと低いまま。

つまり頑張って稼いだお金を、銀行に預けておくだけでは、お金の価値が目減りしてしまいます。

資産運用は、「金儲け」するためのものでなく、「資産を守りながら育てる」ために必要なのです。

資産運用のメリットとデメリットとは?

資産運用におけるメリットとデメリットはとても単純です。

資産運用のメリット
  • 正しく運用することで資産を増やす効果がある
資産運用のデメリット
  • 運用に失敗すると資産が減ってしまう

資産運用を始めるにあたって大切なことは、「将来のためにしっかりと資産形成をしていきたい」という気持ち。
そして、その気持ちを現実のものにするために努力することが大事なのです。

資産運用は余剰資金で行うのが鉄則

初心者が資産運用で失敗してしまうケースが、資産を大きく増やそうと生活に必要な貯金をつぎ込んで運用してしまうことです。

もし株価が大きく下落してしまったら、家計が破綻してしまい生活が悪化してしまいます。
また短期間で資産を増やそうとする人も、かなりの割合で失敗するでしょう。

資産運用をする資金は、必ず「余剰資金」の範囲内で行うのが鉄則です。

資産運用は、資産が増える可能性があると同時に、損失を出す可能性もあるということをしっかりと認識しておきましょう。

子供の教育費や、マイホーム資金のために貯めたお金はしっかりとキープして、余剰資金を作って運用してください。

余剰資金の範囲内でやることで、損失リスクを抑えることができます。

資産運用の種類を把握しよう

資産運用の種類を把握しよう

ここでは代表的な資産運用の種類をまとめました。

資産運用を始める前に確認しておきましょう。

銀行の預金商品で運用

初心者が一番始めやすいのが、銀行の預金商品による運用です。

「定期預金」や「自動積立定期預金」といった商品を上手に活用することで、比較的安全に運用することができます。

ただし金利が低いので資産運用ではなく、余剰資金を貯めるために活用するといいでしょう。

金利も少しの差ですが、銀行によって異なります。

本格的な資産運用をする前に、練習として少しでもお得な預金商品を探すようにしましょう。

外貨預金で運用

銀行の預金商品に「外貨預金」があります。

預金するのは円だけでなく、外国通貨を活用して運用することも可能です。

銀行によって「米ドル」「豪ドル」など、さまざまな通貨を扱っています。

取引方法も、銀行で「外貨預金口座」を開設するだけです。

1,000円単位から利用できる銀行もあり、始めて投資する人も取り組みやすいでしょう。

外貨預金のメリット
  • 日本円に比べて金利が高い
外貨預金のデメリット
  • ペイオフ制度が適用されない
  • 換金手数料がかかる
  • 換金レートの変動により損することがある

国債などの債券で運用

債券とは、国や地方自治体、企業などが資金を調達するために発行する証券のことです。

債券の特徴として、発行するときに「貸付期間(償還期間)」や「年利率」が決まっています。

債券に投資することで、貸し付ける期間に応じた利息を受け取れます。
そして貸付期間の満期を迎えると、投資した元本が返ってくるのです。

ただし信用力の高い債券を買わないと、発行体の財政状況が悪化した場合「債務不履行」となり、お金が戻ってこないこともあるので注意しましょう。

基本的に、信用力が高い債券は金利が低く、信用力の低い債券は金利が高い傾向となっています。

債券のメリット
  • 銀行の金利より利回りが高い
  • 利率や投資期間が決まっているので運用計画が立てやすい
  • 1万円から始められる
債券のデメリット
  • 発行体(企業)が倒産すると元本が戻らない
  • 株式投資と比べるとリターンが低い

株式で運用

株式投資とは、証券取引市場に上場している企業の株を売買することです。

株による儲け方は2通りあります。

1つは株の売買を繰り返して利益を得る方法。
もう1つは投資した株を持ち続けて、企業からの配当や株主優待などを受け取る方法です。

株式のメリット
  • 大きなリターンが期待できる
  • 株主優待が受けられる
  • 配当金を受け取ることができる
株式のデメリット
  • 売買のタイミングが難しい
  • 企業や経済環境などといった分析する力が必要
  • ある程度まとまった資金が必要

投資信託で運用

投資信託とは、投資家から集めたお金を「資産運用の専門家」が、株式や債券などを運用して投資家に還元する金融商品です。

投資信託は主に、証券会社や銀行、郵便局などの販売会社を通じて購入します。

ひとつの投資信託の中には、複数の金融商品が含まれているので、少額の資金で分散投資することができるのです。

株式のように、自分自身が運用方針や手法を考える必要がないので、手間をかけずに運用することができます。

投資信託のメリット
  • 自分で銘柄を選ばなくていい
  • 運用を専門家に任せられる
  • 自動的に分散投資ができる
  • 株式に比べて少額から始められる
  • NISAを利用することができる
投資信託のデメリット
  • 短期で儲けるには不向き
  • 株式に比べるとリターンが低い
  • 運用なので損することもある

FXで運用

FX(外国為替証拠金取引)とは、異なる通貨同士を交換する取引のことです。

FXでは異なる2つの通貨の為替レートの差額を利用し、利益を得て資産を増やしていきます。

また「証拠金」という、一部の資金を担保にして、その金額よりも大きな資金を動かす「レバレッジ」を効かせた取引も可能です。

FXのメリット
  • 24時間リアルタイムで取引ができる
  • 少ない資金で大きな額を動かすことができる
  • 外貨預金より為替手数料が安い
FXのデメリット
  • 短時間での値動きが激しい
  • レバレッジを利用していると損失が大きくなることもある

資産運用を始める前にやっておきたいこと

資産運用を始める前にやっておきたいこと

資産運用で失敗しないためにも、事前にやっておきたいことがあります。

  • ライフプランを設計する
  • 家計を見直す
  • 余剰資金を確保する
  • 目標金額と達成期間を決める

ライフプランを設計する

ライフプランを設計することで、今後必要となる資金や支出の発生時期を予測することができます。

このライフプランを参考にすることによって、目標金額を決める手がかりとなります。

家計を見直す

家計を見直すことで、「余剰資金」を増やすことができます。

運用資金が多いほど、目標金額に達成するまでの期間を短くすることが可能です。

余剰資金を確保する

家計に影響を与えないためにも、運用に回せる余剰資金の金額を把握し、確保していきましょう。

目標金額と達成期間を決める

目標金額と達成期間を決めることで、最適な運用方法を選ぶことができます。

初めて資産運用を始める人は、ここにあげた4つのことをしっかりと準備するようにしましょう。

ここまで準備することで、あなたに必要な運用方法や金融商品の選択が明確になっていきます。

分散投資と長期投資の手法でリスクを抑えよう

分散投資と長期投資の手法でリスクを抑えよう

初めて資産運用をするなら、「分散投資」と「長期投資」という手法を活用して運用をしていきましょう。

分散投資で損失リスクを減らす

金融商品には、それぞれの特性が異なります。

分散投資は、上手く商品の特性を活かし「組み合わせる」ことで、大きな損失を減らす手法です。

たとえば投資先が1つの場合、その投資先の価格が下がると単純に損失してしまいます。
しかし投資先を複数もつことで、投資先の1つで損失を出したとしても、他の投資先で損失分を補うことも可能です。

長期投資で短期的な価格変動に振り回されない

多くの金融商品は、経済成長とともに価値が上がっていきます。

そのため商品が、短期間で価格が上下したとしても、長期間保有すれば利益が得られる機会が多くなります。

また投資した商品を長期保有することで、短期的な価格変動を気にしなくていいので、精神的にも楽になるメリットがあるのです。

まずは少額投資から始めてみよう

資産運用の経験が無いのに、いきなり高額な金額を運用するのは危険です。

まずは少額から投資を始めて、小さく資産運用をしながら投資知識を身につけていくのがいいでしょう。

しばらく資産運用を続けて、知識も増え始めたら徐々に投資金額を増やし、本格的に運用を行っていくと失敗するリスクを減らすことができます。

少額投資でオススメなのが「積立投資」です。
積立投資は、毎月決まった額で同じ金融商品を買い続けます。

月1,000円ほどの少額投資から始められるので、無理のない金額から始めることが可能です。

また少しずつ投資していくので、時間分散することにより、高値で購入するリスクを抑えることができます。

資産を長期的に運用するにも最適な手法です。

まとめ

資産運用を始める前に、貯蓄や投資について正しい知識を身につけるようにしましょう。

ちょっとでも知識が付くだけで、資産運用に対するイメージが変わるはずです。

まずは少額投資から始めて、資産運用をしながら勉強していくと、効率よく貯蓄や投資の知識が身につきます。

あとは欲にまみれてしまわないように、しっかりと資産運用の目的や目標を決めてから、運用を始めるようにしましょう。